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子供と楽しむ絵本

管理人の本音帳

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エルマーとりゅう

ルース・スタイルス・ガネット:作
ルース・クリスマン・ガネット:絵
わたなべ しげお:訳
福音館書店
ISBN:9784834000139.

エルマーのぼうけん は、1951年出版された本です。作者はアメリカのルース・スタイルス・ガネット、イラストを描いたのはお母さんのルース・クリスマン・ガネット です。 原題が「My Father's Dragon」であるように、著者のお父さんが語ったお話がもとになっているそうです。

この話を子供の頃に呼んだときは、冒険の話ももちろんですが、りゅうとエルマーが食べるものについての描写がとっても心に残りました。

「ぼうつきキャンデー」とか、「みかんのかわをむいて中身をたべる」とか「チューインガム」とか、
あまり知らないけど(みかんはあるけど)きっとエルマーの住む国にはたくさんあって
子供が普通に食べているんだろうな、と思いました。

たしか、エルマーと冒険をするりゅうは、みかんのかわが好きで、エルマーは中身が好きだったような記憶があります。

だからいつも「みかんのかわをむいて、なかみを食べる」のはエルマーで、かわを喜んで食べているのがりゅうだったと思います。
その音の響きが斬新で、

ぼうつきキャンデーはわたしの家にはなかったけど、
みかんを食べるときには「かわをむいて中身をたべよう」と思ったものです。

 

さてさて、何十年かして今度はわたしが自分の子供たちにこの本を読んであげることになりました。

思ったような反応(すごく興味津々で話にくいつく)というようなことはありませんでした。

なーんだ、と思ったけれど、ある日ソニープラザで売られているぼう付キャンディを見ると

「あーこれ、エルマーが食べたたのかな?」

と言ったので驚きました。

 

そういえば、わたしもエルマーのぼうけんの本はいつも手の届く場所にあり、

ヒマさえあれば眺めていたように思いますが、「エルマー」ときいて最初に思い出すのは ぼうつきキャンデーやみかんやチューインガムのこと。

 

食い意地の張った親子ってことかなぁと苦笑しました。

 

絵本ってこうして、何気なく読んでいても色々な印象を読み手に与えているもんですね。

十人十色の反応が、絵本を楽しむ醍醐味であるように思いました。

 

ちなみに作者のルース・スタイルス・ガネットは、職業作家ではなく 医学研究所や電波探知機の研究所で働く科学者で、研究職を退いたのち児童図書協議会の職員として働いているときにエルマーのぼうけんを執筆したといわれています。

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